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【COLUMN】Vol.8 ヘアケアの…

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2024.03.01
  • コラム
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皆様、はじめまして。研究部の神吉です。
ようやく順番が回ってきました。と言いながらも何を書こうかと迷いました。今回は皆様が馴染み深いシャンプーについて開発者目線で書いていこうと思います。

開発するにあたっては、ターゲット・コンセプト(軸)の決定が非常に重要となってきます。ここがブレると延々に商品が発売できません。
皆様がシャンプーを購入されるポイントとして、香り・泡立ち・すすぎ感・容器デザイン・価格があると思います。泡立ちについて詳しく書くと、起泡までの時間や洗髪中の泡の量、密度を考慮し、すすぎについても、すすぎ始め・中間・すすぎ終わりを考慮して処方しています。
ここで難しいことは、人によって評価が分かれることです。美容室でお勧めされたけど、使用感が気に入らなかったという経験はありませんか? 美容室ではお客様の髪の状態を考慮し、それに合った商品を提案されていると思いますが、ここで問題なのが、お客様の好みが全員違うということです。試作モニターでも、良い評価と悪い評価がバラつくことがあり、ここでよくコンセプト(軸)ブレが生じ、発売時期を遅らせてしまうことがあります(;^ω^)
改良すれどすれどOKがでない…超悪循環のはじまりです。ここは開発者として根性あるのみです(笑)

また、よく『シャンプーはAブランド、トリートメントはBブランドを使用しても問題ありませんか?』というお問い合わせを頂くのですが、同じブランドのシャンプー・トリートメントを使用することにより、最大限のパフォーマンスがでるよう処方しているので、開発者としては同じブランドでのご使用をお勧めします。それぞれ別ブランドの商品を使用すると、特に補修作用や仕上がりの風合いのパフォーマンスが下がってしまいます。

皆様も色々なブランドを試していただき、自分好みなものを探してみてはどうでしょうか?
きっと、お気に入りのブランドが見つかると思います!

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